マーケティング用語を解説します|「お」から始まる用語編

マーケティング用語の多くはカタカナ用語であり、種類が多く、類似している用語も多いです。新しい用語も頻繁に登場するため、意味がよくわからないまま使っている用語も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、マーケティングや営業の現場で耳にすることが多い基本的なマーケティング用語を中心に、その意味を解説していきます。

「お」から始まるマーケティング用語

今回は、マーケティングに関する基本的な用語を中心に、「お」から始まるマーケティング用語についてまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業やブランド自身が所有し、運営するメディアのことを指します。具体的には、企業のウェブサイト、ブログ、SNSアカウント、ニュースレターなどがあります。

オウンドメディアは、企業が直接コンテンツを制作・発信することで、自社やブランドの認知度を高め、顧客との信頼関係を築くための重要なマーケティングツールとなっています。

オウンドメディアについては、別記事「トリプルメディアとは?トリプルメディアの長所短所、進化系のPESOモデルについて」に詳しくまとめております。あわせてご覧ください。

オズボーン効果

オズボーン効果とは、ある事柄を改善しようとすると、その事柄に対する注意や関心が高まり、結果的に改善が困難になる現象のことを指します。つまり、改善を実施する前よりも、状況が悪化するということです。

この現象は、実際に多くのビジネスマンや政治家が経験しています。例を挙げると、ある製品の販売促進のために値下げを行った場合、消費者はその製品に対する価値を低く評価し、結果的に製品の販売数が増えないことがあります。

また、政府が税金を上げることで、国民に節約行動を促した場合、国民は将来的に経済状況が悪化することを予測して、貯蓄増加につながるとも言われています。

オプトアウト

オプトアウトとは、個人情報の提供や広告メールの受信などに対して、利用者が自分自身で「希望しない」と選択することを指します。

例えば、ある企業が配信する広告メールを受信しないようにする場合、その企業のウェブサイト上で「配信停止する」というボタンをクリックすることで、オプトアウト処理ができます。

個人情報保護法においても、オプトアウト権が保護されています。

オプトイン

オプトインとは、あるサービスやプロモーションなどに対して、利用者が自分自身で「希望する」と選択し、そのサービスやプロモーションを受け取ることを意味します。

具体的には、メールマガジンやSMS広告などに対して、利用者自身が購読申し込みや登録手続きを行うことを指して使われます。

オプトインには、法的な観点からも重要な意味があり、特に個人情報の取り扱いにおいては、利用者の明示的な同意が必要とされることがあります。

オプトインメール

オプトインメールとは、購入履歴やサイトの閲覧履歴などから得た個人情報や、登録したメールアドレスを持つユーザーに対して、事前に同意を得る形で送信する広告メールのことです。

つまり、ユーザーが自分自身で「希望する」と選択し、そのユーザーからの許諾を得た上で送信されるメールのことを指します。

オプトインメールを送信する場合、登録されたメールアドレスのオプトアウトの選択肢を明示することも求められます。

オペレーションズ・リサーチ

オペレーションズ・リサーチ(Operations Research, OR)とは、数学や統計学、コンピュータ科学などの手法を用いて、組織やシステムの最適化を図る学問です。

例えば、製造ラインの最適化、在庫管理の最適化、物流ルートの最適化などが挙げられます。また、社会システムや政策判断にも応用されることがあります。

ORは、意思決定に有効な情報を提供するためのツールとして用いられることが多く、現実的な問題を抽象化して、数学的なモデルを作成し、シミュレーションや最適化の手法を使って最適な解を見つけ出すというプロセスが含まれます。

オムニチャネル

オムニチャネルとは、顧客が商品を購入する場所や方法が多様化している現代において、顧客が自由にコンタクトポイント(購入場所)を変更しながら、一貫性のある顧客体験を提供することを目指したマーケティング戦略のことです。

オンライン、オフライン、店頭、スマートフォン、SNS、電話など多様なチャネルを一つの総合的な顧客体験として捉え、顧客が自由かつシームレスに移動しながらも、ストレスを感じないようなサービスを提供します。

オーガニック検索

オーガニック検索とは、検索エンジンにおいて、広告表示ではなく、自然検索結果に表示されるウェブサイトのことを指します。 検索エンジン最適化(SEO)戦略を用いることで、自然検索結果に良い順位で表示されることが可能になります。

オーガニック検索は「有料の広告表示ではなく、自然な検索結果でユーザーがウェブサイトを見つけることができる」という点で、一般に重要なマーケティング戦略の一つとされています。

オファー

オファーとは、商品やサービスを購入する際に、消費者にとって魅力的な追加サービスや特典を提供することを指します。例えば、セールや割引クーポン、無料サンプル、送料無料などがあります。

これらのオファーは、消費者にとって割引や付加価値を提供することで、商品やサービスの購買意欲を高める効果があります。また、オファーを設定することで、競合他社との差別化を図ることもできます。

オンページSEO

オンページSEO(On-page SEO)とは、自社のサイト内での検索エンジン最適化対策を指します。具体的には、以下の対策が挙げられます。

– キーワードの適切な配置
– メタデータの設定
– URLの最適化
– 見出しタグの使用
– 内部リンクの構築
– サイトの構造化
– 画像ファイルの最適化
– ページの表示速度の最適化

これらの対策を行うことで、ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても、サイトの価値が高いものと認識されやすくなり、検索エンジン上での表示順位の向上や、アクセス数の増加につながります。

オフページSEO

オフページSEOとは、自社のサイト外での検索エンジン最適化対策を指します。具体的には、以下のような活動が挙げられます。

– バックリンクの取得:他のサイトから自社サイトへのリンクを増やすことで、検索エンジンからの評価を高めることができます。
– ソーシャルメディアでの露出増加:FacebookやTwitterなどのSNSを活用して、自社サイトの情報を拡散し、露出を増やすことができます。
– ゲスト投稿:他のサイトに記事を寄稿することで、自社サイトの業界内での知名度を高めることができます。
– オンラインディレクトリへの登録:自社サイトを業界ごとのディレクトリサイトに登録することで、業界内での知名度を高めることができます。

これらの方法を活用し、自社サイトの露出を増やすことで、検索エンジンの評価を高めることができます。

オンデマンド

オンデマンド(On-demand)とは、ユーザーが必要な内容を自分で選んで、いつでも視聴・利用できるサービスのことを指します。

例えば、動画配信サービスや音楽ストリーミングサービス、オンライン講座などがあります。これらのサービスは、従来の放送や教育システムと比べて、より柔軟性が高く、ユーザーは自分の都合に合わせて利用することができます。

また、最近では飲食店や宅配サービスなどでも、「オンデマンド」の考え方が取り入れられ始めています。

OLAP(オーラップ)

OLAP(On-line Analytical Processing)は、膨大なデータをリアルタイムで分析・処理するための手法の一つで、多次元データを用いた分析を可能にします。

OLAPでは、プログラマの介入なしに、ユーザーがデータを柔軟かつ効率的に集計・分析できるようになっています。また、リアルタイム処理が可能なため、迅速な意思決定をサポートすることができます。

OLAPはビジネスインテリジェンス(BI)やデータウェアハウジング(DWH)などで広く用いられており、企業戦略やビジネスの最適化に貢献しています。

さいごに

以上、今回はマーケティングや営業の現場でよく使われるマーケティング用語について「お」から始まる用語編と題し、お届けしました。次回は「か」から始まるマーケティング用語についても解説したいと思います。

さいごになりますが、当社ではBtoBマーケティングの業務に役立つお役立ち資料を複数ご用意しております。マーケティングの基礎知識と実践方法を体系的にまとめたお役立ち資料などもご用意しておりますので、ご活用いただければ幸いです。

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